- 新幹線のチケットを格安で買いたい…
- 交通費をできるだけ安くしたいので…
- ホテル込で安いプランがあれば知りたい…
この質問にお答えします。
- 新幹線を格安で利用する方法がわかる
- ホテル代込みの宿泊プランの価格がわかる
グリーン車と普通車の料金
普通に購入した場合の価格
新幹線のチケットを安く買う方法の前に通常で購入した場合の価格
東京~新大阪 のぞみ 約2時間30分
- 自由席 13,870円(乗車券8,910円、特急券4,960円)
- 指定席 14,720円(乗車券8,910円、特急券6,010円)
- グリーン車 19,590円(乗車券8,910円、特急券10,680円)
東京~博多 のぞみ 約5時間
- 自由席 22,220円(乗車券14,080円、特急券8,140円)
- 指定席 23,590円(乗車券14,080円、特急券9,510円)
- グリーン車 30,650円(乗車券14,080円、特急券16,570円)
※2020年4月調べ
普通車とグリーン車の価格差は「100キロ=1,000円ぐらい」が目安になります。
6~12歳は子供料金となり、大人の半額で購入できます。
グリーン車と普通車の違いは、【新幹線】グリーン車と普通車の違い【グリーン車には価格以上の価値あり】を参考にしてください。
新幹線のチケットを安く買う方法
新幹線のチケットを安く買う方法を5つ紹介します。
- 金券ショップ(チケット、株主優待券)
- エクスプレス予約
- スマートEXサービス
- ぷらっとこだま
- 回数券
順に解説します。
金券ショップ
金券ショップを利用して新幹線のチケットを買う方法は2種類です。
- 割引価格のチケットを買う
- JR東海の株主優待券を買う
割引価格のチケットを買う
金券ショップで買うと5%ぐらいの割引価格で購入できます。
割引率は一律ではなく、需要と供給によって変わります。お盆や年末年始はちょっと高めの場合も。必ず在庫があるとは限らない。
JR東海の株主優待券を買う
JR東海の株主優待券1枚で片道運賃・料金が10%割引になります。2枚まで同時に使用できるので最大20%割引になります。
株主優待券を使うときは、新幹線のチケットを窓口で購入することになります。
金券ショップやヤフオク等のオークションサイトで1枚1,000円ほどで売られています。
金券ショップで買う場合、時期によっては激安で購入できる場合がある反面、在庫がないときもある。
安いチケットに出くわせば儲けもの。
エクスプレス予約
エクスプレス予約は東海旅客鉄道、西日本旅客鉄道が運営する会員制の予約サービスです。年会費1,100円(税込)が必要になります。
主な割引サービスを紹介します。
- EX予約サービス
- 早得
- e特急券
- 往復割引
EX予約サービス
エクスプレス予約の一番基本的な割引サービスです。乗車日当日、列車発車時刻の4分前まで予約可能です。
◎東京~新大阪(のぞみ)の割引価格
- 自由席:13,870円→13,620円
- 指定席:14,720円→13,620円
- グリーン車:19,590円→18,480円
チケットレスサービスなので、EX予約専用ICカードを改札にタッチするだけで改札を通過できます。
通常の新幹線のチケットと比べた場合、デメリットがあります。
EX予約サービスで移動できるのは、新幹線の駅から駅までとなります。
「東京都区内」「大阪市内」といった所定の乗車券に適用される、「特定都区内制度」は適用されません。
都内や市内への移動は別の切符が必要になります。
新幹線で移動の後、都内や市内へ移動する料金も計算して、このサービスを利用するか判断してください。
早得
早めの予約で割引になるサービスです。早得は6種類あります。
- EX早特…3日前までの予約
- EX早得21…21日前までの予約。のぞみ。時間限定
- EXグリーン早得…3日前まで。早朝のぞみ。終日ひかり
- EXこだまグリーン早得…3日前まで。こだまのグリーン車
- EXのぞみファミリー早得…3日前まで。土休日。2名以上
- EXこだまファミリー早得…3日前まで。こだま。2名以上
例えば、EX早得21なら、東京~新大阪11,200円。(のぞみ、普通車指定席)かなり安い。
ただ、利用時間が限られる。乗車駅を朝6時台、昼11~15時台に出発する直通の「のぞみ」普通車指定席。
e特急券
e特急券は特急券のみ割引価格で購入できるサービスです。東京~新大阪 グリーン車の特急券が910円やすくなり、18,680円になる。
乗車券を安く買える場合に上手く使うとトータルで安くなる。例えば、101キロ以上の区間で学割を利用すると2割引になる。
また、駅ビル・駅構内対象店舗での割引、JR東海・JR西日本のホテルグループの特別優待価格などのサービスを受けることができる。
往復割引
片道の営業キロが600キロを超える区間の往復行程を一括購入すると、EX予約サービスを片道ずつ購入するよりも安くなります。
東京~新大阪間の場合、営業キロは552.6kmなので往復割引の対象外になってしまいます。
スマートEXサービス
スマートEXサービスは東海旅客鉄道、西日本旅客鉄道が運営する年会費無料のサービスです。
エクスプレス予約と同じようにいろいろな種類の割引サービスがあります。
東京~新大阪のぞみの場合、普通車指定席、グリーン車はともに200円割引で購入できます。エクスプレス予約より割引額は小さい。
ぷらっとこだま
ぷらっとこだまは、こだまの指定席と1ドリンク引換券がセットになって販売されています。
通常の切符ではなくJR東海ツアーズが販売している旅行ツアー扱いになっているので次のような条件があります。
- 当日購入はできない
- 変更、途中乗降できない
価格は安いのですが東京~新大阪間をこだまで移動すると約4時間かかってしまいます。時間に余裕がある場合ならかなりお得です。
座席が広くゆったりしたグリーン車なら睡眠時間や仕事時間に当てることも可能です。
東京・品川~新大阪(通常期)
- 指定席:おとな 10,700円、こども 7,400円
- グリーン車:おとな 12,200円、こども 9,600円
東京・品川~新大阪(繁忙期)
- 指定席:おとな 12,300円、こども 7,400円
- グリーン車:おとな 13,800円、こども 9,600円
繁忙期(2020/2/22~24、3/20~22、4/25~5/6、7/23~26、7/31~8/2、8/8~20、9/19~22)繁忙期は毎年変わる。
新幹線の回数券
指定席とグリーン車の回数券が販売されています。
東京(都区内)~新大阪(市内)
- 指定席:83,640円(6枚)、13,940円/1枚
- グリーン車:115,620円(6枚)、19,270円/1枚
ほんの少しだけ安くなる。
指定席14,720円→13,940円、グリーン車19,590円→19,270円。
何度も利用するなら年会費を支払ってもエクスプレス予約の方がお得です。
ホテルとセットにすれば安くなる
移動先で宿泊をする場合、新幹線のチケットとホテルをセットプランで申込むとかなり安くなります。
東京~新大阪の新幹線のチケット代と宿泊費を合わせて2万円台のプランは数多くあります。
計算してみると、ほぼ新幹線の往復代だけで、ホテル代が浮く計算になります。
時期やプランによっては、2万円台前半の価格もあります。
不思議なことに新幹線の往復よりも安いプランもあります。
どんな仕組みになっているのか分かりませんが、とにかくセットにしたほうが安くなることは間違い有りません。
往復新幹線と宿泊セットのプラン
まとまった支払いはクレジットカードにすると、ポイントが付くのでお得です。
条件別のおすすめ
いろいろな割引プランが多くて迷ってしまう場合には条件別で考えると選びやすくなります。
- 時間に余裕がある → ぷらっとこだま
- 目的地で宿泊する → ホテルセットプラン
- 頻繁に利用する → エクスプレス予約、普通に買っても安くなる。年会費が必要
- いつでも良い旅行 → 金券ショップで安くなっているとき
この中でもホテルセットはかなりお得です。
例えば出張の場合。翌日に有給を取れるなら1泊して観光して帰ってきたほうが安いこともあんです。
少し探せばかなり安くなるので交通費を節約できますよ。