【新幹線】グリーン車と普通車の違い【グリーン車には価格以上の価値あり】

【PR】

質問者
  • 新幹線のグリーン車と普通車の違いを知りたい…
  • 乗ってみたい気持ちはあるけど高いのでちょっと躊躇している…
  • グリーン車に乗るメリットを具体的に知りたい…

この様な質問にお答えします。

この記事の内容
  • グリーン車を選ぶ判断基準が分かる
  • グリーン車が普通車と違う点がわかる

快適性を判断基準にする場合

グリーン車の座席は心地いい

グリーン車での移動は肉体的な疲れを軽減することができるので、快適な時間を過ごすことができます。

グリーン車と普通車を快適性の部分で比較しました。

 

グリーン車のメリット(快適性)

  • 座席の幅、前後の間隔が広い
  • リクライニングの角度が深い
  • 左右に肘掛けが付いている
  • フットレストがある

 

座席の幅、前後の間隔が広い

グリーン車と普通車の座席の幅、前後の間隔は当然、グリーン車のほうが広くゆったり過ごすことができます。

座席の幅と前後の間隔

  • グリーン車…幅:約50cm、前後の間隔:1,160mm
  • 普通車…幅:約40cm、前後の間隔:1,040mm

グリーン車の方が横幅は約10cm、前後の間隔は約12cm広くなっています。

グリーン車は座席の横幅が広くなっているので、シートの並びは2列+2列です。(普通車は3列+2列)

グリーン車の方が柔らかく座り心地が良いシートが設置されています。

 

リクライニングの角度が深い

グリーン車のリクライニングの角度は約25度~30度です。普通車の場合は約20度です。グリーン車の方が深く倒れます。

深く倒れるので、ぐっすりと眠ることができます。

前後の幅が広いため前の座席の人がシートを倒しても圧迫感がありません。

ちなみに電動リクライニング(普通車は手動式)になっているので、ゆっくりと静かに倒れます。

 

左右に肘掛けが付いている

グリーン車の場合、各座席の左右に肘掛けが付いています。両肘を肘掛けに置いてもぶつかる心配がありませんのでゆったりとくつろげます。

肘掛けの下にも小型テーブルがあるので便利です。

 

フットレストがある

グリーン車にはフットレストがあるので疲れた足を休ませることができます。

レッグウォーマーも設置されているので、冬でも足元が温かく快適です。足元がポカポカしてくるので眠くなってしまいます。

床は全面カーペットになっているので、途中の駅で乗ってきた人の足音が気になることはありません。

精神的に落ち着いて過ごすことができる

グリーン車は普通車と比べると落ち着いた雰囲気で静かです。

ゆっくりと過ごすことができ移動による精神的な疲れを軽減できます。

グリーン車の特徴

  • 落ち着いた雰囲気
  • おしぼり&ゴミ捨てサービス
  • ちょっとした優越感

 

落ち着いた雰囲気

グリーン車は平日の場合、仕事をしているサラリーマンやお金持ちそうな老夫婦が多く、ゆったりと落ち着いた雰囲気です。

普通車と比べると落ち着いた雰囲気なのは次の理由からです。

  • ファミリーはほぼ乗らない
  • 旅行目的のおばちゃんのグループの少ない
  • 基本的には子供が少ない

ファミレスじゃなく、上品な高級レストランの感じです。

静かだしリクライニングは深いし幅も広いのでリラックスして眠ることができます。

寝てもシートが柔らかいので腰や背中への負担が少なく快適です。

忙しい人は、移動時間を睡眠時間に使うことができます。ぐっすり眠ればそのあとのパフォーマンスが良くなりますよ。

 

おしぼり&ゴミ捨てサービス

グリーン車が特別だと感じるのは、グリーン車用のパーサーによるおしぼりサービスです。乗車時、降車時に数回、おしぼりを持ってきてくれます。

また、定期的に客室乗務員がゴミを回収してくれたり、ワゴンサービスの回数も多くサービスが充実しています。

 

ちょっとした優越感

グリーン車に乗る時やホームで待っている時に少し優越感を感じることができます。

自分へのご褒美として使ったり、田舎から両親を招待する時にちょっとカッコをつけたりして優越感を味わうもの良いかもしれません。

機能性を判断基準にする場合

移動時間を有効活用できる

グリーン車の座席には普通車には無い色々な機能があります。

  • 電源がある
  • テーブルが広い
  • 読書灯がある

 

電源(コンセント)

グリーン車には1つの座席に1つ電源が用意されています。PCやスマホをいつでも充電することができます。

コンセントの差し込みはひじ掛けの下にあります。普通車の場合、コンセントが有るのは窓側と先頭列のみです。

 

テーブル

普通車よりもテーブルが広くなっています。

  • グリーン車…横40cm×縦28cm
  • 普通車…横40cm×縦25cm

しかもグリーン車のテーブルは手前に約15cmスライドが可能です。パソコンが使いやすく、お弁当も食べやすいので助かります。

 

読書灯

グリーン車の座席には向きを調整できるLEDの読書灯が付いています。

直射日光が気になってカーテンを降ろしている場合やトンネルが多い箇所を通過する時の読書に便利です。

乗り降りが便利(機能とは少し違うが、ホームの中央)

グリーン車は車両の中央に配置されているので、乗り降りをスムーズにすることができます。

東海道新幹線は現在全て16両編成。8号車~10号車がグリーン車になっています。

グリーン車の車両は階段やエスカレーターを上ってすぐの位置に停車します。自由席の場合は車両の一番端まで行かなければいけません。

降車時もすぐに改札に行くことができるので、混雑に巻き込まれません。トイレにもスムーズに行けます。

今まで新幹線での大きな事故はありませんが、万が一の時のことを考えた場合、中央の車両のほうが安全性は高いの安心です。

総合的に判断して決める

グリーン車の快適性や機能性の部分でどれかひとつでもどうしても譲れない点があるのならグリーン車にするべきです。

譲歩するとあとで後悔することになるかも知れません。

年に数回の旅行でちょっと贅沢するものアリだと思います。

グリーン車と普通車の料金の差は、「100km=1,000円」が目安になります。新幹線のチケットは安く買う方法もあります。

【新幹線のチケット】東京~新大阪が格安になる方法【宿泊プラン有り】を参考にしてください。

グリーン車に乗ってから判断する

今までグリーン車に乗ったことが無いなら、記念日や自分へのご褒美に一度乗ってみるのが良いと思います。

実際に乗ってみれば、今後も乗る価値があるかどうかが一番判断しやすくなります。

もちろん、移動中の快適性や機能性に何のこだわりも無いなら自由席や指定席でも良いと思います。