- おみくじを神社に結ぶ理由を知りたい…
- みんな結ぶけど結ぶと良いことがあるの…
- 大吉は持っておいても良いのか知りたい…
このような質問にお答えします。
- おみくじを結ぶ理由がわかる
- 持ち帰っても良いのかがわかる
どうしておみくじを結ぶの?
おみくじを結ぶ理由
おみくじを結ぶ理由は、引いたおみくじが良い場合と悪い場合で違ってきます。
主な理由はこの2つです。
- 悪い気を境内にとどめる
- 神様との縁を結ぶ
悪い気を境内にとどめる
これは大凶や凶などの悪い運勢のおみくじを引いた場合です。
おみくじを結ぶことで悪い気を境内にとどめる事ができるというのが理由です。
利き手と逆の手でおみくじを結ぶと転じて吉になるという話もあります。
神様との縁を結ぶ
大吉や中吉などの良い運勢のおみくじを引いた時におみくじを結ぶのは神様との縁を結ぶという理由からです。
古くは江戸時代から行われていた風習です。
結ぶ行為が願いが叶うように祈りを込めていることになるのです。
おみくじを結ぶ時のマナー
おみくじを結ぶ時は結び所(みくじ掛け)に結ぶのがマナーです。
昔は境内の木の枝に結ばれていました。
2本の柱の間に縄を張っておみくじを結ぶことができるようにしてある場所が結び所(おみくじ掛け)です。
おみくじを結ぶ時にはまず最初に細く折ります。大きく1回結び、両端を軽く引っ張ってか固くします。
結ぶ時に切れてしまうと縁起が悪いので、丁寧にゆっくりと結んでください。
おみくじは持ち帰っても保管しても良い
持ち帰ったら丁寧に保管する
引いたおみくじを持ち帰るものもちろんOKです。
書かれているのは神様からのアドバイスやメッセージです。何度も読み返して自分自身の戒めにするためにも持っておくことは良いことだと思います。
おみくじはお守りと同じで、神様の魂が込められています。粗末に扱ったり捨てたりすることは絶対にいけません。
財布の中に入れて保管したり、神棚に飾っている人もいます。とにかく丁寧に扱うこと。
おみくじやお守りの効力はおよそ1年と言われています。初詣で引いたおみくじなら翌年の初詣の時に神社に返納します。
おみくじの保管はおみくじ帳が便利
おみくじの保管にはおみくじ帳(おみくじ帖)が便利です。
おみくじ帳はノート型のフォルダータイプのおみくじ保管専用手帳です。
◎【おみくじ帳】 武将家紋(朱)
◎【おみくじ帳】 唐草(緑)
いろいろなデザインのおみくじ帳が販売されています。
糊やテープを使わずに折って引っ掛けて保存できるので、大切に保管して後で読み返すことができます。
日付や神社名などを書き込めるスペースもあります。
おみくじ帳の使い方を紹介している動画があります。
◎おみくじ帳の説明動画
おみくじ帳を使って保管すれば、毎年、自分が引いたおみくじをコレクションすることができます。
毎年保管していけば数年前のおみくじに書かれていたことと実際の自分の人生を照らし合わせてみることもできます。
運命の人と出会った年のおみくじにはなんて書かれていたのかと振り返ってみるのも面白いと思います。
結ぶのも結ばないのも自由です
おみくじを結ぶのか持ち帰るのかはもちろん自由です。多くの人は悪い運勢の時には結び、良い運勢の時には持ち帰っているようです。
持ち帰った時は大切に保管してください。
ちなみに出雲大社のおみくじは吉凶が書かれていないんです。
吉凶の代わりに1番~30番までの番号が書かれています。
出雲大社のおみくじ。中々良いんじゃなかろうか笑 pic.twitter.com/CPf7piGyR9
— MZMT (@aroundsuisan) January 4, 2019