- ブリッジのコツを知りたい…
- 頑張って練習しているけどできない…
- やり方が間違っているのかも…
- ブリッジの練習方法があれば教えてほしい…
このような疑問にお答えします。
- ブリッジのコツがわかる
- 綺麗なブリッジのやり方がわかる
- 効果的な練習方法がわかる
ブリッジができるようになるコツ
子供がブリッジができるようになるためのコツはこの3つです。
- 頭を持ち上げる
- あごを上げる
- 体を反らせる
順に説明します。
頭をもち上げる
ブリッジができない子供は頭が上がっていません。お尻だけが上がっています。
頭が上手く上がらないのには理由があります。
それは手と足の位置です。
手と足の位置が悪いので綺麗なアーチを描くことができないのです。
手と足の間隔を狭くする
手と足の感覚が広いブリッジは横から見ると下側が広い台形のような形になっています。
高さが低いのです。
ブリッジが綺麗な子供は高く盛り上がった台形の形をしています。
体の中心から手足を付く位置が離れてしまうと、腕と足の筋肉で体を持ち上げることができません。
手と足はできるだけ体の中心に近づけます。
手のひらで体をしっかりと押し、体を持ち上げるのではなく反るイイメージです。おへそが1番高い位置になります。
この動画の子供のブリッジを見てください。子供独特の柔軟性を活かしたすごくきれいなブリッジができています。
あごを上げる
ブリッジをする時に顎をしっかりと上げることで綺麗なアーチを描くことができます。頭が肩のラインより中に入るのがベストです。
先程の動画の子供のブリッジが参考になります。顎をしっかり上げて頭が肩よりも内側に入っています。
おでこが床と平行になるぐらいあごを上げます。
最初はバランスが難しいかもしれないので、ブリッジが崩れた時のことを考えてマットをひいておくことをお勧めします。
体を反らせる
綺麗なブリッジはが弓なりに反っています
上に持ち上げながら、弓なりに反ることを意識して練習を行います。
あごを上げることに加えて、おへそが一番高くなると綺麗なアーチを描きます。おへそに紐を付けて空から引っ張られているイメージが分かりやすいと思います。
ブリッジの練習方法
ブリッジを練習する時に大切なポイントが2つあります。
次の2点です。
- イメージを伝える
- 体感させる
イメージを伝える
ブリッジが上手くできない子供にはブリッジの形を見せて視覚で伝えます。ブリッジの完成形が上手くイメージできていない子供はどうやったら良いのか分かっていません。
ブリッジの形を伝える具体的な方法のいろいろあります。
- 実際にブリッジをやって見せる
- 人形を使って説明する
- スマホやタブレットで動画を見せる
どれも分かりやすく伝えることができる方法です。
今のブリッジを動画で撮影して比べる
実際には綺麗なブリッジができていないのに本人はできているつもりになっている場合があります。
そんな時は言葉で説明するよりもスマホで録画して「ほら、ぜんぜん頭が上がってないよ」と見せればすぐに伝えることができます。
体感させる
ブリッジをしての背中を反る感覚がつかめていない子供には実際に反りを体感してもらいます。
一度反る感覚を掴んでしまえばできるようになります。
大きめのクッションや布団を用意します。背中から腰の位置にクッションや布団を入れ思いっきり反ってみます。
反った時の背中やお腹の感覚、腕にかかる体重、頭の正しい位置、見える風景などを一度体験すれば再現するだけで綺麗なブリッジが完成します。
この動画はバランスボールを使ったブリッジの形の練です。少しずつ練習することで柔軟性を高める効果もあります。
◎簡単バランスボールでブリッジの練習
背中を反ると各部分が痛気持ちい感じになると思います。その感覚を覚えておきます。
この感覚がブリッジをしているときにあれば、しっかりと反れているということです。無ければ反ることができていないということです。
子供の体は柔らかいので、反ることができない場合は少ないと思います。反る感覚がつかめていないだけなのです。
安全な環境で練習をする
自宅でブリッジの練習をする場合には安全な環境で練習してください。
慣れていない時にはバランスを崩して、頭を打ってしまう可能性があります。
安全に練習するためのポイントは次のとおりです。
- 裸足で練習する
- 洋室よりも和室
- 補助をつける
裸足で練習する
ブリッジの体勢で足が滑ると頭を打ってしまうので大変危険です。
家の中で練習する場合、床がフローリングなら靴下は滑ってしまいます。裸足で練習した方が滑らなくなります。
洋室よりも和室
和室があれば畳の上で練習するほうが安全です。
滑らないし万が一、背中や頭を打ってもフローリングよりは衝撃が小さくて済みます。
補助をつける
バランスを崩して倒れると頭を打つだけでなく頚椎の損傷も心配になります。見ていて危なっかしい場合は必ず補助に付いてサポートするようにしてください。
どうしても上手くできない場合は無理をせずに安全を優先するようにしてください。
ブリッジは決して難しくない
3つのコツを意識して練習をすれば、必ず綺麗なブリッジができるようになります。
子供は柔軟性があるので、綺麗にっ反ったブリッジができないことはありません。
ただ、コツが掴めていなかったり、うまく頭の中でやり方が整理できていないだけです。その部分を上手くサポートしてあげてください。
コツさえ掴んでしまえば本当に難しくありません。柔軟性のある子どものうちに感覚を掴んでおくことが大切です。