【二重跳びを長く続けるコツ】ポイントは「フォームとリズムと縄跳び選び」です

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質問者
  • 二重跳びが100回できるようになるコツを知りたい…
  • 数回跳ぶとすぐに引掛ってしまう…
  • 跳びやすい縄跳びの選び方も知りたい…

このような疑問にお答えします。

この記事の内容
  • 二重跳びのフォーム・リズム
  • 二重跳びに最適な縄跳びの選び方

二重跳びを長く続けるにはロスを減らすことが大切

二重跳びを長く続けるには、「ロスを減らす」ことが大切です。ロス(無駄)を減らせば二重跳びを続けて跳ぶことができるようになります。

ロスを減らすために確認することは次の3点です。

この3点を意識することで二重跳びを100回続けて跳べるようになります。

  • 二重跳びのフォーム
  • 二重跳びのリズム
  • 縄跳び選び

ひとつずつ解説していきます。

二重跳びの正しいフォーム

二重跳びを正しいフォームで跳ぶことが大切です。間違ったフォームで跳ぶと無駄な力を使ってしまいます。

体の余計なところに力が入ることで体力を消耗してしまいます。そのためバテてしまい長く跳び続けることができないのです。

正しいフォームを紹介します。この3点を意識して跳びます。

  • 軸をまっすぐにして跳ぶ
  • 跳ぶ時に足を軽く後ろに曲げる
  • 手首の位置は腰の横

軸をまっすぐにして跳ぶ

頭、背中、腰を結んだラインが縄跳びを跳ぶ時の軸になります。この軸を地面に対して直角を保ったまま跳びます。意識するのは「あごを引いて背筋を伸ばして跳ぶ」ということです。

間違ったロスの多いフォームは横から見た時に「くの字」になっているフォームです。

二重跳びの初心者が一所懸命に力を入れて跳ぶと、この「くの字」になりがちです。このフォームは間違いです。

 

目線がブレてしまいますし、すごく体力を消耗するフォームです。

体力の消耗がどれほど違うのかは縄を持たずに数回跳んでみれば分かります。

軸を安定させて10回ジャンプする場合とくの字に体を折り曲げて10回ジャンプする場合を比べてみてください。

想像しただけでも分かると思いますが、体をくの字に曲げる方が体力を消耗が大きくなります。

「無駄な体力の消耗=ロス」です。このロスを無くせば100回跳ぶことも可能です。

跳ぶ時には背筋を伸ばし軸を真っ直ぐにすることを意識してください。

目線の確認

二重跳びをするときの視線は5メートルほど前方を見ます。

少し先を見るのは上半身を安定させるためです。これは先程の軸の安定に関係してきます。目線が間違っていると軸が安定しません。

特に小さいお子さんはちゃんと跳べているのかを確認したくて跳びながら足元を見ていることがよくあります。

跳んでいる時に足元を見てはいけません。

視線は5メートルほど先を見ます。慣れるまでは目標物を置いてそこを見るように意識すればやりやすいです。

跳ぶ時に足を軽く後ろに曲げる

ジャンプする時の足は軽く後ろに曲げます。膝から下を伸ばしたまま跳ぶとどうしても腰を曲げて高さを調整することになります。

こうなるとロスの多い「くの字のフォーム」になってしまいます。ジャンプしたときには膝を軽く後ろに曲げます。腰は曲げません。

縄がひっかかりやすい人はジャンプの高さが足りていないことが原因です。

かかとをお尻に近づけるイメージでジャンプすれば十分な高さになります。これで跳ぶ回数が増えます。

足は揃えて膝を後ろに曲げてジャンプすることを意識してください。

手首の位置は腰の横

手首は腰の横の位置で固定させ脇を締めて縄跳びを回します。二重跳びが上手な人が跳んでいるところを見ると手首の位置はほぼ動きません。

これは回転する縄跳びの中心を安定させるためです。中心がずれると縄を早く回すことができません。

縄の回転が遅くなると高くジャンプしないと引っかかってしまうため非常に疲れてしまいます。

結局、長く跳び続けられ無いのです。

軸がブレると縄が足元に来た時の高さが変わってしまい引っかかる可能性も高くなってしまいます。

 

手首の位置は脇の横に固定して回すことが大切です。

「軸をまっすぐにして跳ぶ」、「跳ぶ時に足を軽く後ろに曲げる」、「手首の位置は腰の横」の3点を意識しながら最初はロープなしでジャンプをしてみましょう。

100回跳んでもフォームが安定していれば、次は二重跳びのリズムをマスターします。

二重跳びのリズム

二重跳びを続けて跳ぶにはリズムが大切です。

二重跳びは1度ジャンプする間に縄を2回転させる跳び方です。手と足が違う動作をすることになります。このリズムが狂うと絶対に引っかかってしまいます。

跳ぶ時に無意識で、一定のテンポで回せるように体に染み込ませることができれば完璧です。

最初は縄を使わずに手を叩いてリズムを体で覚える練習をします。このリズムは人それぞれ違います。

 

身長や手の長さや筋力によって縄跳びが1周するスピードが違うからです。

 

まずは自分の跳びやすいリズムを見つけます。

ロープなしでジャンプをした瞬間に空中で自分の太もも横を両手で「パ、パン」と2回叩きます。叩いた時が縄が通過しているタイミングです。

叩く時には体がしっかりと空中に浮いていないといけません。2回叩くまでに着地してしまう時の原因は次の2点です。

  • 叩くスピードが遅い
  • ジャンプが低い

多くの場合ジャンプが低いことが原因です。しっかりと両足で地面を蹴って、足を後ろに曲げて跳びます。

タイミングを覚えるまで何度も繰り返し、きちんと2回叩けるようになったら、体に染み込ませるために10回連続で跳びます。

最終チェックとして、30回連続で跳んでもリズムがズレなければ合格です。

実際に縄跳びを使って跳んでみましょう。

太ももの横を叩く理由

太ももの横を叩くには理由があります。それは縄跳びを回す時の手首の位置が腰から太ももぐらいの高さになるからです。

この位置で叩くことに慣れておけば、実際に跳ぶ時は手首を返すだけで縄跳びのフォームになります。

もし胸の前で手を叩くと全体のバランスが変わってしまいます。

太ももか腰を叩く方がジャンプしたときのバランスが実際の縄跳びに近いからです。

二重跳びのための縄跳び選び

二重跳びをする時の縄跳びは細くて軽いものを選びます。

軽い縄跳びで早く回さないと二重跳びを安定して跳ぶことができないからです。

縄跳び選びを間違うとすごくロスが多くなってしまいます。

初心者の場合、縄跳びを変えるだけで急激に上達することがあります。

軽さで選ぶ

軽さで選ぶならビニール製の縄跳びです。軽いので扱いやすく比較的安く手に入れることができます。

細いことも大事です。縄を早く回すには空気抵抗が少ない方が良いのです。

細い縄のほうが抵抗が小さく早く回すことができます。

 

長いグリップの縄跳びも跳びやすいのでおすすめです。

二重跳びのギネス記録はすごい

二重跳びのギネス記録はとてつもなくスゴイです。常人の域を超えています。

2重跳びの連続跳びのギネス記録は、フランク・オリベリが記録した10,709回。

30秒間での早跳び記録は中国で縄跳び界の「光速少年」と呼ばてている岑小林(しん・しょうりん)選手の105回。

この記録は凄すぎます。

日本人にも縄跳びのギネス記録保持者がいます。

4重跳び、5重跳び、6重跳びにもギネス記録があります。記録保持者は日本人の鈴木さん。

  • 3重跳び 450回 スコット・シンプソン
  • 4重跳び 98回 鈴木勝巳
  • 5重跳び 20回 鈴木勝巳 
  • 6重跳び 1回 鈴木勝巳

ギネス記録保持者の鈴木さんが二重跳びについて解説している動画がありました。

鈴木さんには二重跳びに関して独自の理論があります。

「走り跳びができると二重跳びは簡単にできる」という考え方です。(動画 2分3秒あたり)

二重跳びのヒントが掴めるかも知れません。

また、体が「くの字」になってしまう悪い跳び方も「コレはダメな例」と跳びながら解説をされています。(2分40秒あたり)

まとめ

フォームとリズムをマスターして跳びやすい縄跳びを選べば二重跳びの回数は一気に増えるはずです。

今、「くの字」で跳ぶことが癖になっている人は最初は跳びにくいかも知れませんが頑張って続けると慣れて修正できます。

まずは100回を目標に跳んでみてください。

100回跳ぶことができれば基礎はマスターできているので、あとは体力の続く限り跳ぶことができます。

3つのコツをきちんとマスターしてぜひギネスの更新にチャレンジしてください!