玄関の盛り塩の置き方
玄関の盛り塩は厄払いになり、良い気を招き悪い気を寄せ付けない効果があります。
通勤や通学の際に家から出るときには良い気を纏って一日頑張る事ができ、帰ってきた時には外部からの悪い気を玄関で払って家には持ち込まないようにできます。
そんな盛り塩の置き方は、一皿の場合は玄関前の人が出入りする導線、ドアのノブへと向かう角度やインターホンの近くなど、よく人が通過し通行の妨げにならない範囲の場所に置くのが最適です。
これだけでも十分な効果が期待できますが、玄関前の4角にそれぞれ計4皿置く事で結界をつくり、より強力な効果を得る方法もあります。
悪徳セールスや窃盗グループなどを玄関に寄せ付けたくないような時に有効な手段です。
盛り塩の準備方法
使用する器は5cm程度の小さな円形の皿が最適ですが、できれば自然由来の素材であればより効果が期待できます。
決して高価なものである必要は無く、100円ショップなどで販売されている廉価な製品でも十分です。
塩を綺麗に盛るためには一定の湿り気が必要で、乾燥していれば簡単に崩れてしまうだけではなく風に運ばれて飛散するような事があればご近所様にご迷惑にもなり兼ねません。
そこで、霧吹きなどであらかじめ湿らせてから盛って行きます。盛り方は、器の中央にそびえ立たせるように先の尖った円錐にしますが、穏やかな気持ちで盛るならば素手や手袋などいずれの方法でも構いません。
昨今では盛り塩用の円錐を作る型枠も市販されているので、簡単に綺麗に盛る事も可能です。
盛り塩が逆効果になってしまう場合は?
せっかくご家族の健康や安全を祈願した盛り塩を置いても、逆効果となってしまっては本末転倒です。
特にありがちなのが埃を被って器や塩が汚れてしまっているケースで、本来の目的である良い気を招いて悪い気を寄せ付けない効果を妨げてしまいます。
使用する器に白色の物が推奨されているのも、いち早く汚れを発見するための知恵でもあります。
また、置き方も万が一ご近所様や大切なお客様の通行の邪魔になるようであれば、その存在が厄介者となり返って逆効果となってしまいます。
屋外に置いた場合にはさまざまな外的要因から塩の山が崩れてしまう事もありますが、お仕事や家事などに影響の無い範囲で小まめに盛り塩の様子を確認し、常に良い状態を保っておきたいものです。