【冷蔵庫の氷が臭い】製氷機は定期的に掃除が必要【洗浄剤なら簡単】

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質問者
  • 自宅で作った氷が臭い原因を知りたい…
  • なんか最近、ちょっと臭い気がする…
  • 製氷機の掃除方法を知りたい…

このような質問にお答えします。

この記事の内容
  • 氷が臭くなる原因が分かる
  • 製氷機掃除のやり方が分かる
  • おすすめの洗浄剤がわかる

氷が臭う原因

自宅の冷蔵庫(冷凍庫)で氷を作った時、なんか臭いと思ったら原因はこの2つのどちらかです。

  • 冷蔵庫内の臭いが移っている
  • 製氷機の汚れ(雑菌の繁殖)

順に説明します。

冷蔵庫内の臭いが移っている

冷蔵庫の中の臭いが製氷機の給水タンクに入り込むと水に臭いが付いてしまいます。

その水が凍ることで臭い氷になってしまうのです。

対策は2つです。

  • 冷蔵庫内の掃除
  • 臭いの強い食べ物を密封する

 

冷蔵庫内の掃除

冷蔵庫のいろいろな箇所を臭ってみて、臭い原因を探してみてください。

冷蔵庫内から臭いが出ている場合は掃除をします。冷蔵庫の中の壁面、棚をチェックして汚れている箇所を徹底的に綺麗にします。

野菜ケースの隅で腐っている野菜のかけらが落ちていないかもチェックします。

 

臭いの強い食べ物を密封する

綺麗な冷蔵庫でも食べ物が臭いを発している場合がります。

生魚や食べかけのキムチなどです。生魚はラップなどで臭いを抑えてください。

食べかけのキムチなどはきっちりと密封できる容器に入れ替えることで臭いを抑えることができます。

製氷機の汚れ(雑菌の繁殖)

製氷機は定期的に掃除とメンテナンスが必要です。例えばパナソニックの場合、基本的に1週間に1回の水洗いを推奨しています。

◎冷蔵庫:給水タンク、浄水フィルターのお手入れ

長期間掃除をしていないなら、製氷機の掃除をすると臭いがとれる可能性が高いと思われます。

自動製氷機の各パーツ

自動製氷機のある冷蔵庫の場合、5つのパーツで構成されています。(例外もあります)

  • 給水タンク
  • 製氷皿
  • 給水パイプ
  • フィルター
  • 貯氷ケース

掃除をする前に今使っている冷蔵庫の製氷機がどのようなパーツで構成されているのかを確認してください。

パーツの構成がが分からない場合、取扱説明書かメーカーのホームページで確認することができます。

各パーツの掃除方法を順に説明します。

製氷機の掃除方法

製氷機はカビや雑菌の繁殖したり、水垢が発生するので定期的に掃除が必要です。

給水タンクの掃除方法

給水タンクは取り外しができるので洗いやすいパーツです。

タンク内側の側面に薄ピンクのヌメリを発見したらすぐに掃除が必要です。

また見た目は綺麗でも内側を触った時に少しでもぬるっとしたらすぐに掃除をしてください。

基本は手での水洗いです。傷が付くと雑菌が入り込むのでスポンジは使わないほうが良いです。

 

パッキンやフタの裏も忘れずに

給水タンクのフタの裏側やゴムパッキンも忘れずに洗ってください。

ゴムパッキンが取り外せる場合は取り外して綺麗に洗います。ゴムパッキンは臭いが染み込みやすいパーツです。

洗っても臭いが取れない場合は買い替えてください。

製氷トレイ(製氷皿)の掃除方法

製氷トレイは手で水洗いをします。

パナソニックの場合、1年間に1~2回程度の掃除を推奨しています。

ほとんどの冷蔵庫で取り外しができます。

◎洗える製氷皿の「取りはずし」「水洗い」「取り付け」の仕方

貯氷ケースの掃除方法

貯氷ケースは作った氷をストックしておくケースです。

カビや雑菌が繁殖する可能性は少ないパーツですが、ケースに臭いが付いてしまうことがあります。

貯氷ケースも定期的に洗ってください。

浄水フィルターの掃除方法

洗浄フィルターは軽く水洗いをします。擦らずに軽くすすぐだけです。

消耗品なので定期的な交換が必要です。

パナソニックの冷蔵庫の場合、寿命は約3年です。

給水パイプの掃除方法

給水パイプは一番、臭いの原因となる雑菌やカビの繁殖が考えられるパーツです。

給水パイプは基本的に取り外しできないタイプの冷蔵庫が多いので市販の洗浄剤を使って掃除をします。

洗浄剤の使い方は次の項目で解説します。

洗浄剤を使った掃除方法

給水パイプは外して洗うことができないので洗浄剤を使って掃除をします。

洗浄剤を給水タンクに入れて放置するだけです。

洗浄剤が溶けた水が給水パイプを通過することで内部が綺麗になります。

◎石鹸屋さんが本気で作った自動製氷機の洗浄剤

天然由来の食品添加物を使用し合成界面活性剤などは不使用の洗浄剤です。

石鹸屋さんが作っていますが石鹸は使っていませんので安心して使えます。

給水タンクに洗浄剤を入れ、製氷皿に「ピンク」の氷ができていたら廃棄します。

これだけ給水パイプを含めた製氷機すべての清掃ができます。

◎ブリッジメディカル Ag+ 冷蔵庫の自動製氷機 除菌剤 銀イオンパワー

冷蔵庫の製氷機用水タンクに入れて使います。銀イオンのパワーで給水タンク、給水パイプ内のカビや水垢の発生を抑えます。

洗浄剤ではなく、普段から給水タンクに入れて使用します。

美味しい氷を作るコツ

水道水を使う

給水タンクには水道水を入れていますか?

ミネラルウォーターは塩素消毒されていないので給水タンクに入っている時に雑菌が繁殖しやすいのです。

給水タンク内の雑菌が臭いの原因になっている場合があります。

給水タンクに入れる水は水道水にしてください。

水を入れる時に給水タンクを軽くすすぐだけでもタンクの掃除になりますよ。

 

フィルターは定期交換が必要

給水タンクに付いているフィルターは定期的に交換する必要があります。

フィルター交換の目安は2年~3年です。

ネットでフィルターだけ単品で買うと送料が発生してしまう場合がある。

ヨドバシ・ドット・コムなら安い商品でも送料無料で取り寄せができるのでおすすめです。

私も家電製品のフィルター系を買う時には利用しています。

冬場は製氷機を停止しておく

冬場も製氷機をONにしていますか?

冬場にあまり氷を使わないなら、「製氷停止」にしておいた方が良いです。

製氷機は製氷トレイの氷が減らないと新しい氷を作りません。

製氷器内で水が循環しないことがカビや水垢が発生する原因となるのです。

メーカーでもカビや水垢の付着防止のために、長期間氷を作らないときは「製氷停止」に設定することを推奨しています。

冬場には「製氷停止」にしておいて、夏前の「ON」をする時に掃除をするサイクルが良いと思います。

 

定期的な掃除が大切

定期的に掃除をすれば、臭いのない美味しい氷を作ることができます。

氷のせいで知らない間にアイスコーヒーやジュースが不味くなっていたら嫌ですからね。

掃除をしても臭いが取れない時には、そろそろ冷蔵庫を買い替える時期なのかもしれません。

今使っている冷蔵庫が古い機種なら最新モデルにすることで消費電力が小さくなり長期的に見れば経済的になります。

新しい冷蔵庫は色々な機能が付いているので家電量販店に見に行くだけでも楽しいですよ。