こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 拭き跡が残ってしまう原因がわかる
- フロントガラスをキレイに掃除するコツがわかる
フロントガラスの内側を拭いても、拭き跡が残ってしまう理由は単純です。
まだ、ガラスの表面が汚れているからです。
拭いてもガラスに付いている汚れを、伸ばしているだけ。だから、白いスジが残ります。
つまり、きちんと汚れを落とすことができれば、拭き跡なんて残りません。
フロントガラスをキレイにして、気分よく運転をした方は最後まで読んでください。
【解決】フロントガラスの内側/拭き跡が残らない掃除のコツ【視界スッキリ】
フロントガラスの内側がキレイにならない原因は、次の2つです。
- 汚れが残っている
- 乾きムラが残る
順に説明します。
拭き跡が残る原因①:汚れが残っている
汚れが残っている状態で拭いても、その汚れを広げているだけです。
まだフロントガラスが汚れていると、拭き跡が残ります。
「一生懸命、掃除をしてるのに、いつも拭き跡が残る…」
そんな人は掃除の方法を、間違っている可能性が高いです。
まず最初に汚れの成分を理解することで、簡単な掃除でキレイにすることができます。
拭き跡が残る原因②:乾きムラが残る
乾くまでに時間が掛かると、乾きムラが残ります。
水にはカルキやカルシウムが含まれています。ゆっくり乾くと、この成分がガラスの表面に残って、白いスジのように見えます。
拭き掃除の後には、乾拭きをします。
ガラスの表面に水分を残さないことで、乾きムラが無くなり、拭き跡が残りません。
フロントガラスの拭き掃除【注意するのは、2つだけ】
フロントガラスの掃除は、次の2つだけを注意します。
- 汚れをキレイに落とす
- 丁寧に乾拭きをする
これでピカピカになります。
実は簡単なんです。
フロントガラスの内側を、綺麗に掃除する方法
まず、フロントガラスの汚れの性質を見極めます。汚れに合ったやり方で掃除をすれば、簡単にキレイになります。
フロントガラスの汚れは、2種類です。
- 水性汚れ
- 油性汚れ
多くの汚れは、水性汚れです。
水性汚れをキレイにする掃除をメインで行います。
ちなみに汚れの主な成分は、次のとおり。
- 水性汚れ … 細かい埃、細かい土、花粉、黄砂
- 油性汚れ … 排気ガス、タバコのヤニ
フロントガラスの外側は、油性汚れが多いです。
水性汚れは、お湯拭きでOK
水性汚れは、お湯拭きでキレイになります。
洗剤やクリーナーは使いません。洗剤やクリーナーは、拭き取りが大変です。
拭き取りが甘いと洗剤やクリーナーの跡が残り、キレイに仕上がりません。
一度、お湯拭きを試してください。効果に驚くと思います。
水拭きじゃダメなの?
断然、お湯拭きです。お湯の方が「汚れの落ちと乾き」が違うからです。
詳しくは次の段落で書いています。乾きが遅いと、跡が残ってしまいます。
お湯拭きで掃除をすると跡が残らず、仕上がりがキレイです。
ウェスの同じ面で、何度も拭かない
ガラスを拭くのは、常にウェスのキレイな面です。
汚れたウェスで拭いても、汚れを伸ばしているだけです。基本的には、1方向に拭きます。
1~2回拭いたら、ウェスを折り返してキレイな面を出します。
窓の奥が拭けない場合、ワイパーを使う
車種により、窓の奥(前方)に手が入らない場合があります。
ワイパーがあると楽に拭けます。こんなやつです。
ワイパーがあると、掃除の仕上がりが違います。コスパの高いアイテムです。
油性汚れは、無水エタノールで綺麗になる
お湯拭き&乾拭きをした後、ガラスを斜めからチェックしてください。
少しギラギラしている箇所があれば、油性の汚れが残っています。
無水エタノールで拭くと、汚れがキレイに取れます。
市販の窓ふきシートの成分は、エタノールです。エタノールはボトルで買った方が、割安です。手の消毒にも使えますし。
エタノールを使う時の注意ポイント
エタノールを使う場合、ウェスに吹き付けてください。
ガラス面に吹きかけるのはNGです。
もし、ダッシュボードにエタノールが付くと、表面の油分が揮発し、変色の原因になります。
くれぐれも注意して下さい。
外側の汚れは、油性汚れ
フロントガラスの内側がキレイになると、外側の汚れが気になってきます。
外側の汚れは、ほとんど油性汚れです。
通常の油性汚れなら、洗車でキレイになります。
汚れがひどく油膜になっている場合は、油膜クリーナーを使ってください。
シール周辺に注意
フロントガラスの内側には、2種類のシールが貼られています。
- 車検のシール
- 12ヶ月点検のシール
シールの周辺の掃除は慎重に行ってください。
車によっては、テレビアンテナのフィルムが張られている場合もあります。
あまりゴシゴシと拭かないように、軽く汚れをとる程度にしてください。
拭き掃除の乾きムラを、無くすコツ
掃除でキレイにしても乾きムラがあると、その跡が残ってしまいます。
乾きムラを無くすコツは、次の2つです
- 温かいウェスで拭く
- 丁寧に乾拭きをする
順に説明します。
乾きムラを無くすコツ①:温かいウェスで拭く
温かいウェス(タオル)を使うことで、水分の蒸発が早まります。
乾きムラがなく、キレイに乾きます。
また、汚れが落ちやすいメリットもあります。
唯一のデメリットは、準備が面倒なこと。
面倒なことは最初にやってしまえば、仕上がりがキレイになります。
乾きムラを無くすコツ②:丁寧に乾拭きをする
拭き掃除の後は乾いているように見えても、実は窓の表面に水分が残っています。
この水分をキレイにふき取ることで、仕上がりが抜群によくなります。
拭き取りは、キレイなウェス(タオル)を使ってください。
お金を掛けるなら、クリーナーより断然クロス
吸水性の高いクロスを使うと、仕上がりが格段にキレイです。
拭き残しの汚れも、乾拭きでキレイになります。
お金を掛けるならクリーナーよりも、クロスです。
先程も書きましたが、クリーナーは拭き取りが大変です。キレイに拭きとらないと、拭き残しが原因で跡が残ります。
よほど汚れがひどい場合以外は、お湯拭きで充分です。一度、吸水性の高いクロスを試してみてください。コスパ抜群です。
乾拭きでキレイにならない →まだ汚れが残っています
もし乾拭きをしてもキレイにならない時は、汚れが残っています。
拭いている時に滑りが悪いと感じたら、それは汚れのせいです。
もう一度、お湯拭きをしてください。面倒ですが、キレイに仕上げるためなので。
拭き掃除をするなら、炎天下は避ける
日差しが強すぎるのもダメです。直射日光で乾くと跡が残ります。
直射日光で乾いた跡は、乾拭きをしても消えないことがあります。
10時~14時ぐらいの日差しが強い時間は、避け方がベターです。早朝か夕方の時間帯が、オススメです。
まとめ:汚れを取る→丁寧な乾拭き【これでピカピカの鏡面仕上げ】
拭き跡が残らないための方法をもう一度、まとめます。
- フロントガラスの汚れを取る
- 乾拭きを丁寧に行う
この2つの工程でピカピカになります。
フロントガラスの汚れは、水性の汚れです。お湯拭きでOK。クリーナーは要りません。
水分が残ると後になってしまうので、吸収性の高いクロスで丁寧に乾拭き。
これで完成です。
定期的に掃除をして、キレイな状態を長持ちさせる
汚れている窓は、曇りやすいので危険です。曇った窓の水蒸気に、埃は付着します。
「曇る→汚れる→曇る」の悪循環になってしまいます。
できれば、3か月に1回ぐらい、最低でも6ヶ月に1回ぐらい掃除をするとキレイな状態を保つことができます。
キレイな窓で、気持ち良いドライブ
安全運転のためにもフロントガラス、前列の左右の窓はキレイにしておきましょう。
フロントガラスがピカピカになった時の充実感は、ハンパないですよ。
キレイな窓でドライブを楽しんでくださいね。
今回は、以上です。
フロントガラスの掃除をしても、拭き跡が残ってしまう…。
何度拭いても、ぜんぜんキレイにならない…。
逆に拭き跡の白いスジが、目立ってしまう…。
フロントガラスの内側を、キレイに掃除する方法を知りたいなぁ…