
「子供が逆上がりができるようになる方法、コツ・練習方法が知りたい」
「うちの子は、逆上がりができなくて…。なんとか逆上がりができるようにしてあげたい」
という疑問にお答えします。
- 逆上がりができない理由
- 逆上がりのコツ・練習方法
逆上がりができない理由

逆上がりは、なぜか極端に分かれます。
- すぐにできる子
- 何度練習してもできない子
これは何が違うのでしょうか。
逆上がりができない2つの理由
逆上がりができない理由は2つあります。
- 筋力不足
- コツ(やり方)が分からない
鉄棒にしっかりとぶら下がるだけの筋力がないという筋力不足の場合とコツが分からない場合です。
筋力不足の場合
必要な筋力とは、鉄棒にぶら下がった時に自分の体を引きつける筋力です。
実際には、それほど強い筋力は必要ありません。
余程の肥満体型(体重が重い)の場合を除いて、筋力不足で体を引きつけることができないという事は考えにくいのです。
多くの場合は、逆上がりのコツ(やり方)が分からない方に当てはまります。
コツ(やり方)が分からない
逆上がりをする際にどの順番で体のどの部分を動かせば良いのかが分からなければできるはずがありません。
すぐに逆上がりができる子は、他人の子がやっている逆上がりを見るだけでポイントを理解します。
できない子でも一度補助を付けて、逆上がりを体感するとできるようになる場合があります。
この場合は、コツが掴めたことになります。
できる子とできない子の違い
逆上がりは、鉄棒を中心に小さく回ると成功します。
コツは足とお腹を鉄棒に引き寄せることです。
小さな円を描くように体が回れば成功します。ポイントは下腹部とアゴです。
- 下腹部に力を入れる
- 回転する時にあごを引き締める
そして、一気に体ごと鉄棒の方に足を引き寄せると、コマのようにくるりと回る事ができます。
この「体を引き付ける」という部分が体感できれば、逆上がりができるようになります。
コマをイメージして、くるっと一気に回るのです。
逆上がりができるようになる練習方法

補助ベルトを付けた練習
補助ベルトをつけると、回転することが体験できます。
回転を繰り返すとイメージができるので、コツを掴むことができます。
力の入れるポイントを理解することができるようになります。
蹴るの方向が分かる
逆上がりをする時には、地面を蹴ってその反動で回転をします。
この蹴る方向が間違っていると、回転ができません。
逆上がりができない子は、一生懸命に前方にジャンプをしてしまいます。
それでは、体が伸びてしまい回転軸の中心に体を引き付けることができません。
この体勢からでは、どれだけ上手い人でも回ることができません。
体を鉄棒に引き付ける感覚が分かるようになると、逆上がりができるようになります。
練習を続ける方法
練習を続けないと逆上がりができるようになりません。
そのためには、周囲のサポートが必要です。
親子で練習をする場合、お子さんの練習に根気よく付き合ってあげることが大事です。
お子さんのやる気を継続させるためには、目標設定と達成感が必要になります。
やる気を出させる方法
- 目標の設定
- 小さな達成感
できるまでは数日必要な場合もあります。1日の目標設定を設定します。
「例えば、今日は鉄棒の高さまで足を上げる」と言う感じで。
目標があれば、クリアをしたときの達成感があるので、練習を継続する意欲が湧きます。
これを繰り返していけば、楽しみながら逆上がりができるようになります。
逆上がりは誰でもできます!頑張ってください。