緑青の原因は?
真鍮や銅につく緑青は金属が酸素に触れることで化学反応を起こすことで出来る物質です。酸や塩分・湿気などと反応して出来るものです。
以前は有害とされていた物質ですが、現在では大量に摂取しない限りは無害であるとされています。そのため、緑青が発生している状態のアクセサリーをつけたり、出ている蛇口から出てきた水を飲んだとしても短期的には大きく健康を害するような影響は無いとされています。
ただし、緑青が出ている状態のアクセサリーは見た目も悪いですし、害がないとは言われているものの、そのような状態の蛇口から出た水を日常的に摂取・使用するのはあまり気分の良いものではないため、早めに取り除いたほうが好ましいと言えるでしょう。
蛇口の緑青を落とす方法
蛇口に発生してしまった緑青を蛇口を傷つけることなく落とす方法としてはいくつかの方法があります。
緑青はサビの一種ですので、水を含ませて汚れを取り除く事が出来るメラミンスポンジはあまり効果を得ることは出来ません。
また、クレンザーは蛇口表面のサビや汚れを落とす事が出来る効果を得ることが出来る可能性はありますが、傷つけてしまうことが考えられます。
そこでおすすめなのが酸性洗剤を使用する方法です。緑青が気になる部分に洗剤を塗り込み、10分程度放置し、スポンジで擦り取るだけです。
最後にしっかりと洗剤をすすぎ、乾いたタオルで水分を拭き取るだけです。洗剤を塗る時には緑青が発生している部分だけではなく、全体的に塗り拡げるようにすることをおすすめします。
アクセサリーの緑青を落とす方法
アクセサリーに発生してしまった緑青は発生してから間もない段階であれば、綿棒で擦るだけでも落とすことが出来ます。
しかし、時間が経っている緑青は、擦ったり水で洗っても落とすことは出来ませんし、水洗いをすることで逆効果となることもあります。
発生して時間が経ってしまったアクセサリーに発生した緑青の落とし方としては、重曹を使う方法があります。緑青に重曹と水を2対1の割合で混ぜたものをつけ、乾いた柔らかい布で拭くだけです。
そしてその他にも酢と塩を1対1の割合で混ぜた液体にアクセサリーを浸けるという方法もあります。緑青が十分に落ちたら石鹸で丁寧に洗い、乾いた柔らかい布で水気を拭き取ります。
酢を使った方法はアクセサリーに使われている素材によっては逆効果となりますので、注意をしましょう。