缶詰の賞味期限切れを食べても大丈夫?

賞味期限とは?

賞味期限とは「その食べ物を美味しく食べられる期間」を指しています。

主にスナック菓子や即席麵などの加工食品のような長期保存が可能な食べ物に使われていますが、開封すれば品質が落ちていくので速やかに消費すべきところが特徴的です。

缶詰の場合は魚介類が詰められた品なら製造日から3年後、桃やパイナップルといったフルーツが入った品であれば製造日から2年から3年後、そして鶏肉などの肉類であれば3年が期限の目安となっています。

中身や量で差異はあるものの、基本的に未開封だったら3年間は美味しさを保証するというわけです。逆に言えば期限が切れた缶詰は注意しなければなりません。無論、開封してそのまま放置した食品も同様です。

賞味期限切れの缶詰は食べれないの?

一般的な話題で「賞味期限が切れた缶詰を開けたら蛆虫がいた」という話があります。

確かに賞味期限は生物など5日以内に食べなければならない消費期限と同じく、食べ物を安全に食べられる日時を示しているのは言うまでもありません。

しかし実のところ、賞味期限が切れていても舌や体に支障なく口に出来た実例があります。それは1938年イギリスから北極に来た研究者たちのために保存されていた缶詰が114年間保存されていたうえに実食されたケースで、当事者たちは違和感を感じずに食べ切ったそうです。

100年以上も前の缶詰を口に出来た理由は未開封だった事と湿気が少なく直射日光が当たらない冷たい場所に保存されていた事に尽きます。要するに適切な場所に保存すれば賞味期限が切れていても食べられるという事です。

こんな状態の缶詰は要注意!

賞味期限が過ぎていても問題ないのは事実です。しかし状態がおかしい缶詰は賞味期限に関わらず気を付けなくてはなりません。それは缶詰の中身が腐っている可能性があるからです。

いくら長期保存が可能な食料品でも保存に向いていない環境に置かれたら劣化していきます。特に缶詰は湿気が高く、日光が当たる場所に置かれたら缶の表面に水滴が発生して錆びていくリスクが高いです。

錆びがあったら最後、腐食して穴が開いた個所から微生物が入り込んで結果的に食品を台無しにします。同様に蓋が膨らんでいる缶詰や蓋を押すとへこむ缶詰も要注意です。

密閉状態になっているはずの缶が膨らんでいる原因はガスしか考えられませんが、製造工程上、缶にガスが入り込む事はあり得ません。考えられる原因は中身が腐ってガスが充満しているという事なので捨てた方が賢明です。