ドライヤーの冷風を使うタイミングは?
ドライヤーにもピンからキリがありますが、どの値段のドライヤーでもついているのがホットとコールド、もしくはクールでしょう。
真夏でもない限り出番がなさそうなこの冷風、美容師さん達プロは一年中使っているのです。しかし濡れたものに使うと風邪を引くかもしれないと思うくらい寒いので、最初に使うのはおすすめしません。
では一体いつ使うのが正しいのでしょうか。
ドライヤーについているこの冷風を使うタイミングは、実は一番最後の仕上げに使うのです。まずは濡れた髪を温風で乾かして、全部乾いたかな、もうドライヤーを止めようかな、というタイミングで使うのが正解なのです。
最後の仕上げに冷風を使うことでちゃんとしたメリットがあります。
冷風を使うとツヤが出る!
ドライヤーについている冷風ですが、これを使うことで髪の毛にはメリットが2つあります。まずは髪のつやや手触りをよくしてまとまりやすくしてくれることです。
暖かい風で乾かした髪を冷風で仕上げることによって、髪表面のキューティクルが綺麗に整います。枝毛が収まってツヤツヤになったり、毛先の先までまとまりやすくなる効果があるのですね。
これを毎日やるだけで髪の毛にツヤがでてまとまりがよくなるのです。折角スタイリングしてもそれが崩れやすかったりツヤがなくなってしまったら意味がないでしょう。
毎日の朝、髪の毛のスタイリングと共に滑らかさや艶を与えてあげましょう。仕上げにたった1分冷風を当てるだけで良いので、簡単です。
冷風を使うと、スタイリング・セットが決まる!
そして冷風を当てるメリットの二つ目は、髪の形を決めてスタイリングをしてくれることです。人間の髪の毛はタンパク質なので、ドライヤーの熱で柔らかくなります。
そこに冷風を当てることで急速に髪のタンパク質が固まり、髪の毛に型がつきやすくなります。つまり髪の毛をまっすぐにしたり、逆にくるくるに丸めたり、なみなみにしてみたりなどが簡単に出来るのですね。
温風で髪を柔らかくした後に冷風でがっと引き締めます。
トップをふわっとさせたい、パーマの毛先のカールを長持ちさせたい、もしくはボリュームを全体的に抑えたい、といったときに冷風を使うと良い仕上がりになりますから、毎朝のスタイリングを長持ちさせたいのであれば冷風を利用しましょう。