エアコンにカビが生える原因は?

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どうしてカビが生えるの?

カビが生えるには、80%以上の湿度が必要と言われております。ただし、室内やエアコンの内部の湿度が80%以上になるということはほとんどありません。

なら何故カビが生えるかというと、湿気があるためです。内部は掃除の際に手が入りにくいため、埃や汚れがたまりやすくなりそこに結露が発生し、さらに酸素はいつもあるため繁殖条件としてとても良い環境にあります。

また、栄養分があることも条件の一つです。食品や埃などはもちろんのこと、無機物や鉱物といったものまで栄養分として利用ができるといわれているので、ほとんどのものを栄養とできます。

さらに、20度から30度位の温度がカビにとってはより繁殖しやすい温度なので住みやすい温度はカビにも好条件となってしまいます。

カビが人体に与える影響は?

カビはエアコンの風を通して部屋中にばらまかれ、それを吸ってしまいそれが身体のあちこちに影響を与えてしまいます。

酷い咳やのどや肺の痛みにさらにヒューヒューと喘息のような音を発するようなら夏型過敏性肺炎が疑われます。夏のエアコンを使うと多くみられる症状です。

成熟したカビが胞子を飛ばし、それを吸い込むことでアレルギー症状を引き起こすこともあります。アレルギーの症状にはアトピー性皮膚炎や喘息、肺炎などが挙げられます。

風邪をひいたときの喉の痛みや咳がでるといった症状は気管支炎の可能性があります。エアコンのカビの胞子によって、肺に炎症を起こします。風邪でもないのに咳が止まらないといった症状がある場合には気管支炎の可能性が高いです。

カビを綺麗にするエアコンの掃除方法

カビを綺麗にするためには、一番一般的な方法ではフィルター掃除は欠かせません。掃除には新聞紙などの上で埃を取り除けば簡単に掃除ができます。

取り切れない汚れがある場合には水洗いがお勧めです。もし、頑固な汚れがある場合には中性洗剤も使用することがお勧めです。しっかり洗い終わったらフィルターを良く乾燥させて元に戻します。

出来るだけこまめに行うことが大切です。冷房を使ったあとは、使用後の送風運転をすればカビ防止策になります。エアコン内部や吹き出し口など結露してしまいます。

結露するとカビが生えやすくなるため、送風運転によってエアコン内部や吹き出し口を送風運転により乾燥させるとカビが繁殖しにくい状態にできます。