【解決】ウインカーの点滅速度が早い原因は電球切れ【交換すれば元通り】

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質問者
  • ウインカーの点滅速度を、元に戻す方法を知りたい…
  • ウインカーの点滅が早くなってしまった…
  • 電球交換の場合の工賃を知りたい…

このような疑問にお答えします。

この記事の内容
  • ウインカーの点滅速度が早い原因がわかる
  • 点滅速度を元通りにする方法がわかる
  • ウインカー球交換の作業工賃がわかる

ウインカーの点滅が早くなる原因

ウインカーの点滅速度が早くなってしまう原因は、次の3つです。

  • ウインカーの電球切れ
  • LED球への交換
  • 断線・故障

多くの場合、ウインカー球の電球切れが原因です。

ウインカーは電気抵抗が減ると、高速点滅するしくみになっています。抵抗が元の値に戻ると、通常の速度の点滅に戻ります。

ウインカーの点滅速度が早くなってしまう「3つの原因と対処方法」について順に説明します。

ウインカーの電球切れの場合

最も多いのが電球切れです。

電球のフィラメント(電気を流して熱を放出する部分)が寿命で、断裂してしまうのです。

前後左右の4ヶ所にあるウインカー球のうち、1ヶ所でも切れてしまうと電気抵抗が減るので高速で点滅(ハイフラッシャー現象)が起こります。

ハイフラッシャー現象はドライバーに電球が切れていることを知らせるために起こります。

切れているウインカー球を新品と交換すれば点滅は元の早さに戻ります。

これで解決です。

ウインカーの電球切れの対処法

切れている電球を外して新品の電球に交換するだけなので、自分でできるなら費用は数百円で済みます。

ウインカー球はカー用品店やホームセンター、ネット通販で購入することができます。

ウインカー球交換の工賃と時間

ウインカー球の交換をしてもらう場合は、ガソリンスタンド、ディーラー、カー用品店に行きます。

交換工賃は一律ではなく、必要な作業時間によって決まります。

手を突っ込んでソケットが簡単に外れるタイプならば工賃は安く、工具を使って分解が必要な場合は高くなります。

費用と時間の目安はこのような感じです。

  • 簡単に交換できる場合…【工賃】1,000~3,000円程度、【作業時間】10分程度
  • 分解が必要な場合…【工賃】5,000円前後、【作業時間】30分~1時間程度

特殊な作業が必要な場合や外車の場合は高くなってしまう場合もあります。

点検だけなら無料でしてもらえる所が多いので、まずは「点検&見積り」をしてもらえば良いと思います。

ウインカー球を購入する時の注意

日本国内のウインカーランプはオレンジと定められています。ウインカー球は透明とオレンジの2種類が売られています。

どうして2種類あるのでしょうか。

これはレンズ色が関係します。レンズが透明の場合はオレンジの電球を入れます。レンズがオレンジの場合は透明の電球を入れます。

光った時にオレンジに見えれば良いのです。

◎KOITO カラーバルブ 12V 21W アンバー (2個) [品番] P1870A

◎KOITO ウインカー球 12V 21W (2個) [品番] P4514

LED球への交換が原因の場合

ウインカー球をLED球に交換した場合に高速点滅が起こることがあります。

LED球に変えると消費電力が少なくなり寿命が長くなります。

消費電力が少なったことを車が球切れと勘違いして点滅が早くなってしまうのです。

ちなみに逆に消費電力が大きくなった場合にはゆっくりと点滅するようになります。

LED交換で高速点滅した時の対処方法

ウインカー球をLED球に変えて高速点滅してしまった場合の対処方法は3つあります。

  • 配線に抵抗を入れる
  • リレーをLED対応品に変える
  • 元のウインカー球に戻す

配線に抵抗を入れ消費電力を元のハロゲン球と同じにすればハイフラ現象は収まります。

リレーを使っている車の場合、リレーをLED対応の商品に変えることでも可能です。最近ではリレーを使う車は少なくなっています。

元のウインカー球に戻してもハイフラ現象は止まります。

当然といえば当然ですがとりあえずハイフラ現象を止めたい時には一番簡単にできる方法です。

すぐに抵抗を入れたりリレーを替えたりすることができない場合のとりあえずの解決策として使ってください。

断線 or 故障が原因の場合

ウインカー球の配線の断線やソケットの故障が原因の場合があります。可能性としては一番少ないパターンです。

断線の場合

ウインカーの配線が断線している場合は断線箇所を特定して修理をすることになります。素人では難しい作業なので、ディラー等で修理をしてもらうことになります。

すぐに断線の箇所を特定できない場合は車を預ける必要があります。

故障の場合

ソケット(電球の差し込み口)の故障の場合はソケットの交換になります。一般的に販売されている部品では無いため、購入するならディーラーで注文することになります。

基本的には交換をディーラーに任せるのが良いと思います。

電球切れでの走行は道交法違反

電球切れのまま走行すると道交法違反になってしまいます。

ウインカーの点滅は「毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅すること」が規則で定められているからです。

違反すると罰金の対象です。

電球切れは整備不良違反の罰則となり、普通車の場合、「1点減点。7,000円の罰金。」です。

もちろん、電球切れの状態では車検にも通りません。

何か異常を感じたらすぐにチェック

急にハイフラッシャー現象が起きるとびっくりすると思いますが、多くの場合は電球交換で元に戻るので安心してください。

今回のウインカー球切れのように気づかずに乗っていたことが道交法違反になってしまうことがあります。

「知らなかった」では済まないですし、罰金を払わないといけない場合もあります。

整備不良が原因で事故を起こしたり、迷惑運転になって事故を誘発してしまったら大変ですからね。

私は何か異常を感じたらすぐにプロに点検してもらうようにしています。お気に入りの愛車には安心して長く乗りたいですからね。