新幹線の途中下車・払い戻しで損をしない方法！

「新幹線は途中下車が可能なのか知りたい！」

「新幹線で急に途中下車をすることになった時に慌てないように！

払い戻しはできるのかも知りたい」

このような疑問にお答えします。

新幹線の途中下車

途中下車できるの？

新幹線の途中下車は可能です。

途中下車とは、1回改札を出て後に追加料金を払うことなく再び改札から入り、新幹線に乗って目的地まで行くことです。

新幹線は途中下車が可能なので、「東京～新大阪」のチケットを持っている時に名古屋で降りて観光をすることができます。

ただし、途中下車をするためには満たす必要がある条件と損をしないための準備が必要です。

途中下車の条件とは？

途中下車をするには上記の条件を満たしている必要があります。

「営業キロ」とは、運賃の計算をする時に利用する距離の単位です。

営業キロは、ヤフー乗換で調べることができます。

駅名を入力し検索すると乗換の項目の下に距離が表示されています。これが営業キロです。

ちなみに東京～新大阪間の営業キロは552.6kmです。

損をしないための準備とは？

損をしないためには、特急券の買い方にコツがあります。

新幹線のチケットを購入した場合、乗車券と特急券が発行されます。

通常は1枚ずつ発行されますが、まとめて1枚で発行される場合もあります。

乗車券と新幹線特急券がセットになったチケットの場合、途中下車ができない。途中下車をした場合、すべてが前途無効になってしまう。

途中下車の問題点

途中下車をした場合、特急券は降りた駅で回収されてしまいます。

東京～新大阪の特急券を持っている時に名古屋駅で途中下車をした場合、名古屋駅の改札で特急券は回収されてしまうのです。

乗車券は、継続して利用は可能です。

途中下車の対策

名古屋で途中下車をする場合、チケットを購入するときに特急券を分割して購入する必要があります。

「東京～名古屋、名古屋～新大阪」と2枚に分けて購入します。

これで途中下車をすることができます。

改札の通り方

途中下車をする場合、自動改札に乗車券と特急券を2枚重ねて入れます。

特急券は回収されて乗車券だけが出てきます。

自動改札を利用するのが不安な場合は、有人改札を利用しても大丈夫です。

駅員に途中下車することを告げ、特急券のみ回収してもらうと良いでしょう。

払い戻しはできるの？

急に新幹線を目的地の手前で降りる場合、払い戻しは可能です。

ただし払い戻しには条件があります。

例えば、東京～新大阪間のチケットで名古屋駅で降りる場合の営業キロは以下の通りです。

名古屋駅で降りても残りの距離が186.6kmのため払い戻しが可能です。

割引分と手数料220円を差し引いた額を払い戻すことができます。

払い戻しできるチケットは、JRの窓口で購入できる乗車券と特急券が別になっている正規のチケット等に限られます。

チケットを使用する前でも有効期限内であれば払い戻しは可能です。

払い戻しが出来ないチケットの対策

払い戻しができないチケットでも金券ショップであれば買取可能な場合もあります。

買い取り金額はそのショップの在庫や需要によって変動します。

新幹線の乗車券は、距離によって有効期間が違う？

新幹線の乗車券の有効期間は、乗車駅から降車駅までの営業キロ数によって変化します。

ちなみに営業キロ数が1,001km以上の場合、200kmごとに1日追加されます。

例えば1,601kmの場合は3日追加され有効期間は9日間です。

往復切符を購入した場合は、有効期間が2倍になります。

有効期間の計算式は、「営業キロ数÷200キロ+1日」となります。

仮に乗車している間に0時を迎え翌日となった場は、有効期限が切れていても乗車券の目的地まで乗ることが可能です。

数日にわたり複数の場所を巡る旅行の場合、有効期間の確認が必要です。

新幹線のお得な乗り方

ぷらっとこだま

東海道新幹線を利用する場合、ぷらっとこだまを利用すると交通費を安く抑えることができます。

こだま号の片道プラン（指定席）+1ドリンク引換券がセットになったチケットです。

加算代金でグリーン車の利用も可能です。

交通費は安くなりますが、こだまに乗車することになるので移動時間は長くなってしまいます。

　購入前の注意点

ぷらっとこだまは、予約変更、途中乗降、当日購入をすることができません。

実はぷらっとこだまは新幹線のチケットでは無く、JR東海ツアーズという旅行会社が販売しているツアーに該当します。

利用する際は事前に購入する必要があります。