ノエビアスタジアムは、ピッチと観客席が近いスタジアムです。バックスタンド側は、ピッチから座席までの距離は、わずか6mなので手を伸ばせば選手に届きそうなぐらいです。
ノエビアスタジアムは、命名権によりスタジアムの名称が数回変わっています。神戸ウイングスタジアム、ホームズスタジアム神戸と呼ばれていた時もありました。ノエビアスタジアムの最大収容人数は、34,000人です。
ノエビアスタジアムの最寄駅は、地下鉄海岸線の御崎公園駅です。ノエビアスタジアムまでは、徒歩5分です。御崎公園駅は、三宮駅から行くと地下鉄湾岸線で約16分です。
サッカーのスタジアムの座席は、メインスタンド、バックスタンド、北スタンド、南スタンドに分かれます。
イニエスタが生で見たくて、初めてサッカーのスタジアムに行こうと思っている方の為にちょっとしたスタンドの豆知識をお伝えします。サッカー通の方は読み飛ばしてください。
メインスタンドは、テレビ中継と同じ目線でサッカーを見ることができる座席です。国歌斉唱やセレモニーなどはメインスタンドを向いて行われます。
貴賓席、関係者席、記者席があのもメインスタンド側です。選手が入場してくるのは、メインスタジアムの下からです。スタジアムによってはメインスタンドのみ屋根があるところもあり、その分、料金は少し高めに設定されています。
ノエビアスタジアムの場合、全天候型の球技場で雨の場合には、屋根を閉めて使用しますので、屋根の心配をする必要はありません。 バックスタンドは、テレビ中継でグランドの奥に見える座席です。
バックスタンドからは、ベンチの控え選手や監督の様子を見ることができます。 北スタンド、南スタンドは、ゴール裏の座席です。サイドスタンドと呼ばれることもあります。
チケットは安めですが、上級者向けの座席です。ユニフォームを着て、旗を振って大声で叫んでいるお客さんが多く、甲子園のライトスタンドのような熱狂的なファンが多いのが特徴です。
じっくりと観戦をするのか、大声を出して応援をするかにより、選ぶ座席のタイプが変わってきます。見やすいお勧めの座席は、メインスタンドです!
ノエビアスタジアムの座席の特徴
ノエビアスタジアムのメインスタンドの座席は、二層になっていて、上部のエリアと下部のエリアに分かれます。途中に段差があります。上部エリアは、北サイドスタンドと南サイドスタンドを結ぶコンコースが設置されています。
バックスタンドは、一層式になっています。
実は、スタジアム全体で見ると、4階建てになっているのです。1階部分はレストランやギャラリーなどがあり、2階以上が座席となっています。
3階にはVIPエリア、4階には報道エリアが設けられています。
多目的スタジアムである神戸ウイングスタジアムで、サッカーの試合が行われる場合、通常は北サイドスタンドがホーム側となります。
サッカー日本代表やヴィッセル神戸、INAC神戸レオネッサの試合では、南サイドスタンドをホーム側として利用したケースもありました。
スタンドの一部には床発電装置が設置されており、サポーターが飛び跳ねることで発電した電力は蓄電池に蓄えられ、試合終了後の観客動員用の照明に利用されます。
ノエビアスタジアム・メインスタジアムの座席
ヴィッセルシート
画像の水色の部分がヴィッセルシートです。ヴィッセルシートは、メインスタンドの中央にある最上級シートです。
ヴィッセルシートの座席からは、試合中のピッチ全体を見渡すことができます。試合前に選手が整列した時に、選手全員の顔を間近で見ることができます。
メインSS指定席(ホーム/ミックス)
画像の濃いピンク色の部分がメインSS指定席です。ヴィッセルシートの両サイドになります。神戸ウイングスタジアムは、ピッチから座席までの距離が6mと近いため、選手の声が聞こえる近さです。
クリアしたボールがスタンドまで飛んでくる場合もあります。ヴィッセルシートよりもゴールに近いため、ゴール前の迫力あるプレーを見ることができます。
ピッチを正面に見て、右側がヴィッセル神戸応援専用観戦席のホーム席、左側がホーム、ビジターを限定しないミックス席になっています。
メインS指定席(ホーム/ミックス)
画像の薄いピンク色の部分がメインS指定席です。メインSS席の上段になります。
メインSS席よりも、ピッチからは少し遠くなりますが、座席の位置が高くなるので、ピッチ全体は見やすい座席です。
メインSS席と同様にホーム席とミックス席が用意されている。
FCメイン指定席
画像の中の若草色の部分がFCメイン指定席です。メインスタンドの南スタンド側のコーナーフラッグ付近の席です。
ゴール前の迫力ある攻防や控え選手のウォーミングアップを近くで見ることができます。この座席は、ファンクラブ会員限定席になっています。
ヴィッセル神戸のファンクラブ【年会費】
- レギュラーコース 2,000円(税込)
- キッズコース 1,000円(税込)
ファンクラブは、レギュラーコースとキッズコースがあります。キッズコースは、小中学生向けのコースです。
ファンクラブに入会すると、ファンクラブ割引でチケットが購入できます。FCメイン席、FCバック席は、ファンクラブ会員限定の座席になっています。
ファンクラブ公式サイト https://www.vissel-kobe.co.jp/fc
メイン自由席(ホーム/ミックス)
画像の中の紫色の部分がメイン自由席です。メインスタンドの後方に位置する座席になります。自由席なので、良い席を確保するなら、少し早めにスタジアムに行って、並んでおく必要があります。
ピッチ全体が見やすく、メインスタンドの中では、最もリーズナブルな価格で購入することができる座席になります。ホームとミックスに分かれていて、価格も異なります。
ノエビアスタジアム・バックスタンドの座席
バックSS指定席
画像の中の濃いオレンジの部分がバックSS指定席です。メインスタンドのヴィッセルシートの向かい側になります。
バックスタンドの中央部の席なので、ピッチ全体を見渡しやすい座席です。
バックS指定席
画像の中のオレンジ色の部分がバックS指定席です。バックSS指定席の両サイドと上部の座席になります。
中央部の座席は、少し高い位置なので、ピッチ全体が見えやすくなっています。両サイドの席は、ゴール前の攻防をじっくり見たい方向けの座席です。
FCバック指定席
画像の中の水色の部分がFCバック指定席です。バックスタンドの南スタンド側のフラッグ付近の座席です。
選手との距離が非常に近い座席なので、コーナーキックを蹴った時の音がはっきりと聞こえるぐらいです。ファンクラブ会員限定席になります。
バックA指定席
画像の中の濃い緑色の部分がバックA指定席です。バックスタンドの中段の両サイドの位置の座席になります。
ピッチ全体が見やすく、指定席の中ではリーズナブルな価格で購入できる席になっています。家族での観戦には、お勧めの席です。
バック自由席
画像の中の緑色の部分がバック自由席です。スタジアム全体の中で一番座席数が多くなっています。
じっくり観戦をする方や、大声で応援をする方など、いろいろなタイプの人がいる座席です。全座席の中で、最もリーズナブルな価格で観戦できるのは、バック自由席です。
グループ観戦特別シート
ピッチサイド4
ピッチサイド4は、ピッチに一番近い場所で見ることができるシートです。ヴィッセルシートやメインSS指定席よりも前で試合を見ることができます。
ピッチサイド4は、1試合につき、8テーブル販売されます。4名用座席になっていますが、3名以下で利用することも可能です。未就学児の利用はできません。
ピッチサイド4の利用者が優先使用できるお手洗いも用意されています。VIP待遇を受けることができる座席です。
プレミアム4
プレミアム4は、1試合につき8テーブル用意されています。メインスタンドの中段の左右に4つずつセットされています。
グループでワイワイと騒ぎながら、楽しく見たい方には、グループ席は最適ですよ。
ボックス8
ボックス8は、メインスタンドの上段のパノラマエリアに左右に4つずつセットされています。8名で利用できる横長のソファー席になっていて、前にはテーブルが置かれています。
最大8名まで利用可能となっているのですが、推奨人数は大人6名となっているので、8人で座ると、狭いかも知れません。少し高い位置に座席があるので、ピッチ全体を見渡すことができます。
見やすい座席はどこ?
ノエビアスタジアムの座席の中で見やすいのは、バックスタンド側の座席です。
フィールド全体を眺められるのはもちろんのこと、メインスタンドと北サイドスタンドの間にある野外大型映像装置のウイングビジョンも確認できる位置にあり、画面に映し出されたインフォメーションと共に楽しむことができます。
二層式のメインスタンドと比較して一層式のバックスタンドはフィールドからの距離もより近く、臨場感溢れる大迫力のシーンを楽しめることから、通の間でも人気の座席となっています。
ちょうど真下にある1階部分にはギャラリーがあり、そのギャラリーを通り抜けた先にはレストランエリアもあり、観戦の前後に寄りやすいのも大きなポイントです。
ノエビアスタジアムの座席は、空調完備!
ノエビアスタジアムには観客が楽しく観戦するためのさまざまな最新鋭のテクノロジーが採用されていますが、その中でも最も注目されるのは世界のスタジアムでも珍しい「座席空調」が全ての席に設置されているところです。
スタンド段床の背面より吹き出しが行なわれ、座席の周辺の足元から効率的に空調を行なうという画期的なシステムが完備されています。
特殊なスイングダンパーとカウンターウエイトが設置されており冷風は上部へ、温風は足元へ送風される仕組みとなっており、夏は涼しく冬は暖かく快適に観戦することが可能です。
使用される熱源の一部には井水が利用されており、省エネルギー化とランニングコストの抑制が図られている点も見逃せません。