滑舌が悪い原因は？
「滑舌」という言葉は元々声を出すことを仕事としている人たち（例えばアナウンサーなど）の世界で使われていたと言われています。
今では、会話などでスムーズに発音が出来なかった時や聞き取りにくい喋り方になっていたりすると「滑舌が悪い」といった表現をするようになりました。
その原因ですが、早口や抑揚の無い話し方はそれになりやすいです。早口ではいい間違いもしますし、抑揚が無いと声が聞き取りにくくもなります。
後、気持ちの持ち方にもあるでしょう。例えば、大勢の人の前で話す時には緊張して頭の中が真っ白になり、次に話す言葉が出てこなくて焦ってしまい、いつもの喋り方が出来なくもなります。
このように話し方や話す時の気持ちによって滑舌が悪くなります。
滑舌が悪い人の対処方法は？
悪くなる原因は、話し方や気持ちにあるので、それを改善していけば対処出来そうです。会話は相手にその内容を分かってもらうための行為なので、言葉の一つ一つをはっきり発音することが大切です。
また抑揚を付けると説得力が出てきます。一番伝えたい内容は、感情を込めて発音すると相手の心を掴むことが出来たり、揺さぶることも出来るでしょう。
そういったことは話し方の工夫ですが、喋る時には必ず口を使います。その使い方も大切です。緊張して気持ちが萎縮したりすると、口周辺の動きも滑らかさを失ったりします。
そうなった時には、心も体も舌もリラックスさせることが必要でしょう。事前に舌をリラックスさせるためには、下あごをマッサージします。
滑舌を良くするトレーニング方法は？
さて、会話の際には話し方に気をつけたり、その前段階で下あごをマッサージすることなども大切ですが、その時だけではなく日々トレーニングをしておくと、いざ本番という時に役立ちます。
その代表と言えばやはり、早口言葉でしょう。短い文章ですが発音しにくい言葉で作られています。早口言葉なので早口で発音しなければならないわけではなく、まずはゆっくりそしてはっきり発音することが大切でしょう。
後、割り箸を使った方法もあります。まだ割っていない2本の割り箸の手元の方を縦向きにして奥歯で噛み、喋る練習をします。それにより舌が動かしやすくなります。
また舌筋のトレーニングも有効です。口の中で舌をあらゆる方向に回して舌筋を滑らかにそして強くしていきます。
