ざるそばともりそばの違いは?

ざるそばともりそばの違いは?

ざるそばともりそばの違いは、ざるそばが登場した背景を知ることが大事です。元々もりそばがあった中でざるそばが登場しますが、江戸時代に竹のざるに乗せてそばを出したところ、これが好評だったことでメニューとして誕生します。他の店もこぞって出して競争になるなど、最終的に人気が出るようになります。

このため、器にざるを使うかどうかで違いを見極めることができます。またざるそばに高級感を出そうとつゆをアレンジしたり、のりを乗っけたりしてもりそばとの差別化を図ります。

使っているそばは同じですが、お客さんに提供する出し方の面でいくつかの違いがあり、今ではのりが乗っているかどうかである程度の判断ができるようになっています。

有名店での表記と値段

各有名店での表記の違いや値段の比較をしていくと、富士そばでは店舗によって違いはあるものの、もりそばは300円、ざるそばは390円と90円プラスになっています。

ゆで太郎ではざるそばがなく、もりそばが320円です。小諸そばはもりそばが290円、ざるそばが350円となっており、箱根そばはざるしかなく、370円となっています。

和食麺処サガミもざるだけとなっており、二段で790円という状況です。つまり、もりしかないところもあればざるしかないところ、その差にも結構なバラつきがあります。

こうした違いが有名チェーン店でも見られることも特徴であり、有名店でいずれかのものを食する場合にはその違いを知るのも面白いです。

せいろそばとは?

せいろそばは、せいろで蒸し、湯気が立った状態で出された江戸時代初期に考案されたそばです。これは本来のせいろそばですが、意味合いとしてはせいろで出す分、底上げができるのでそばの量を下げることができるために出されていたのが実情です。

そのため、そば自体に違いはなく、結局のところはせいろで出すかざるで出すかの違いしかないため、言うならばいずれもほぼ変わらないものと考えて間違いありません。

チェーン店などではほとんど見かけませんが、それもそのはずで量を減らしてまで出す必要がないからです。

その代わり、昔ながらのそば屋ではこのような形で出すことが多く、またこのそば本来の調理方法で提供するところも存在するなど、今でも愛されています。