コープをやめようと思ったとき、
- 「最初に払った出資金は戻ってくるの?」
- 「いくら払い戻されるんだろう?」
- 「長く利用しているけれど、今いくら貯まっているのかわからない」
と気になる方も多いと思います。
まず安心してほしいのは、現在の出資金残高が払い戻し額の目安になるということです。
たとえば、現在の出資金残高が1,000円なら、払い戻される金額の目安も1,000円です。増資を続けて1万円になっていれば、1万円が目安になります。
| 現在の出資金残高 | 払い戻し額の目安 |
|---|---|
| 500円 | 500円 |
| 1,000円 | 1,000円 |
| 5,000円 | 5,000円 |
| 10,000円 | 10,000円 |
| 30,000円 | 30,000円 |
ただし、「加入したときに払った金額」と「今の出資金残高」が同じとは限りません。
知らないうちに積立増資をしていたり、長く利用している間に出資金が増えていたりすることもあります。
そのため、自分はいくら戻ってくるのか知りたい方は、まず現在の出資金残高を確認してみてください。
この記事では、払い戻される金額の考え方から、残高の確認方法、いつお金が戻ってくるのかまで順番にわかりやすく説明します。
コープの出資金払い戻しはいくら?
コープを脱退した場合、現在持っている出資金の残高が、払い戻される金額の目安になります。
少しわかりにくいのが、「加入したときに払った出資金」と「現在の出資金残高」は必ずしも同じではない点です。
たとえば、加入したときに1,000円を出資し、その後は一度も増資していないとします。
この場合、現在の出資金残高も1,000円であれば、払い戻し額の目安は1,000円です。
一方で、次のようになっていれば払い戻し額は変わります。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 加入時の出資金 | 1,000円 |
| その後の増資 | 9,000円 |
| 現在の出資金残高 | 10,000円 |
この場合、払い戻し額の目安は1万円になります。
「最初に払った金額しか戻ってこないのかな」と心配になるかもしれませんが、増資した分も出資金に含まれます。
現在の出資金残高が、払い戻される金額の目安と考えるとわかりやすいでしょう。
ただし、生協ごとの規定や経営状況によって扱いが異なる場合があります。最終的な金額は、利用しているコープで確認しておくと安心です。
加入時に払った500円や1,000円は戻ってくる?
「加入するときに500円や1,000円を払ったけれど、あのお金は返してもらえるの?」
ここが一番気になる方も多いでしょう。
コープの出資金は、入会金や年会費とは性質が違います。
組合員として預けているお金なので、脱退すると払い戻されるのが一般的です。
日本生活協同組合連合会でも、出資金は脱退時に払い戻されると案内しています。
加入時に必要な金額はコープによって違い、500円のところもあれば、1,000円のところもあります。
たとえばコープデリでは、地域によって次のように異なります。
| 生協 | 加入時の出資金 |
|---|---|
| コープみらい | 500円 |
| いばらきコープ | 500円 |
| とちぎコープ | 500円 |
| コープぐんま | 1,000円 |
| コープながの | 1,000円 |
| コープデリにいがた | 1,000円 |
「私は加入したとき500円だったから、500円しか戻らないのかな」と思うかもしれません。
その後に増資していれば、加入時より払い戻し額が多くなることもあります。
逆に、まったく増資していなければ、加入時に払った金額とほぼ同じになると考えてよいでしょう。
長く利用している人は出資金が増えていることもある
何年もコープを利用している方は、加入時より出資金が増えている可能性があります。
理由のひとつが「増資」です。
増資とは、加入後に出資金を追加することをいいます。
たとえば毎月少しずつ積み立てる形で増資している場合、本人が強く意識していなくても、数年後には数千円から数万円になっていることがあります。
そのため、「加入したとき1,000円しか払っていないから、戻るのも1,000円だろう」と決めつけるのはおすすめできません。
長く利用している方ほど、一度残高を確認してみるとよいでしょう。
思っていたより金額が大きくなっていることもあります。
自分の出資金がいくらあるのか確認する方法
ここまで読んで、「でも、今いくらあるのかわからない」と感じた方もいると思います。
その場合は、現在の出資金残高を確認しましょう。
確認方法は利用しているコープによって違いますが、主に次の方法があります。
- マイページやアプリで確認する
- 出資金のお知らせを見る
- 利用明細や請求書を確認する
- 店舗や宅配担当者に聞く
- 組合員向けの窓口へ問い合わせる
最近では、マイページやアプリから確認できるコープも増えています。
たとえばコープこうべでは、マイページ内の「出資金情報」から残高を確認できます。
また、年に一度送られてくる「出資金のお知らせ」に金額が書かれている場合もあります。
書類が見つからなくても心配はいりません。
利用しているコープへ、「現在の出資金残高を確認したいです」と問い合わせれば案内してもらえます。
退会手続きをする前に確認しておくと、「思っていた金額と違った」という行き違いも防ぎやすくなります。
コープをやめると出資金はいつ戻ってくる?
金額と同じくらい気になるのが、「いつ振り込まれるの?」という点ではないでしょうか。
ここは少し注意が必要です。
払い戻される時期はコープによって異なります。
退会手続きをしたあと、比較的早く振り込まれるところもあれば、決められた時期まで待つところもあります。
たとえばコープデリでは、利用代金の支払いが終わっていれば、脱退手続き後およそ2週間で指定口座へ振り込まれると案内されています。
一方で、年度ごとに払い戻し時期を決めているコープもあります。
コープあいちでは、一定の期限までに手続きをすると、翌年4月に出資金が返還される仕組みがあります。
コープしがでも、通常の脱退については受付時期に応じて払い戻し日が決められています。
つまり、「退会したから、来週には必ず戻ってくる」とは限りません。
急ぎでお金が必要な場合は、手続き前に返金時期を確認しておきましょう。
最後の商品代金が残っていると払い戻しが遅れることもある
宅配を利用している場合、退会手続きをしたあとも最後の商品代金の支払いが残っていることがあります。
このような場合は、すぐに出資金が戻らないことがあります。
パルシステムでは、最後の支払いが完了したあとに出資金を返金すると案内しています。
コープデリでも、利用代金の支払いがすべて終わっている場合に、手続き後2週間程度で振り込まれるとされています。
そのため、「退会したのに、出資金が入ってこない」というときは、最後の利用代金を確認してみてください。
退会手続きが終わっていても、最終分の引き落としを待っている可能性があります。
コープを続けながら出資金だけ戻せる?
「コープ自体はやめたくないけれど、貯まっている出資金を少し戻したい」と考えている方もいるでしょう。
その場合は、「減資」を利用できる場合があります。
減資とは、組合員を続けたまま、出資金の一部を減らして払い戻してもらう手続きです。
たとえば出資金が3万円あり、そのうち2万円を戻したいといった場合に利用できることがあります。
ただし、条件はコープごとに異なります。
- いくらまで減らせるか
- いつ申し込めるか
- いつ払い戻されるか
- 最低いくら残す必要があるか
「退会するほどではないけれど、出資金を少し戻したい」と感じているなら、退会する前に減資を確認してみるとよいでしょう。
出資金が全額戻らない場合はある?
通常の脱退であれば、現在保有している出資金が払い戻されるのが一般的です。
ただし、どのような場合でも必ず同じ金額が戻るとは限りません。
日本生活協同組合連合会では、経営状態によって減額される場合があると案内しています。
実際には通常の利用で強く心配する場面は多くありません。
「自分の場合はいくら戻るのか」をはっきりさせたいときは、返還予定額を確認しておくと安心です。
コープの出資金を払い戻してもらう流れ
実際に退会するときは、どのように進めればよいのでしょうか。
細かい手順はコープによって違いますが、おおまかな流れは4ステップです。
1.コープへ退会したいと伝える
宅配担当者、店舗、電話、問い合わせフォームなどから連絡します。
受付方法はコープによって異なるため、公式サイトで確認しておくとスムーズです。
2.必要な書類を提出する
脱退申込書などに必要事項を記入します。
本人確認書類などが必要な場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
3.最後の商品代金を支払う
宅配を利用している方は、退会後に最後の引き落としがあることもあります。
最終分の支払いが終わってから返金となるコープもあります。
4.出資金が振り込まれる
手続きが終わると、指定した銀行口座などへ出資金が振り込まれます。
振込時期は手続き時に確認しておくと安心です。
コープの出資金払い戻しに関するよくある質問
- Q 出資金が1,000円なら、いくら戻りますか?
- A 現在の出資金残高が1,000円であれば、払い戻し額の目安も1,000円です。増資をしていなければ、加入時に払った金額と同じになることが多いでしょう。
- Q 出資金が1万円ある場合は1万円戻りますか?
- A 現在の出資金残高が1万円であれば、1万円が払い戻し額の目安になります。加入したときの金額だけでなく、その後に増資した分も含まれます。
- Q 加入時にいくら払ったか忘れました
- A 覚えていなくても大丈夫です。払い戻し額を知りたい場合は、加入時の金額よりも現在の出資金残高を確認する方が確実です。マイページ、アプリ、出資金のお知らせなどを確認してみてください。見つからない場合は、コープへ問い合わせれば確認できます。
- Q 何年も利用していると出資金は増えますか?
- A 利用年数だけで自動的に増えるとは限りません。ただし、積立増資をしていれば増えている可能性があります。「加入したときは1,000円だった」と思っていても、現在は数千円、数万円になっていることもあります。
- Q 宅配だけやめても出資金は戻りますか?
- A 宅配の利用をやめることと、コープの組合員を脱退することは別です。宅配を休止しただけでは、組合員資格や出資金がそのまま残るケースがあります。出資金を払い戻してもらいたい場合は、組合員の脱退が必要か確認してください。
- Q 出資金の払い戻しに手数料はかかりますか?
- A 一般的な解約金とは性質が違うため、出資金の払い戻しについて通常の退会手数料と同じように考える必要はありません。ただし、細かな条件はコープごとに異なります。気になる場合は、手続き前に返還額を確認しておくと安心です。
まとめ|コープの出資金はいくら戻る?まず残高を確認しよう
コープの出資金がいくら払い戻されるのか気になったら、まず現在の出資金残高を確認してみてください。
基本的には、次のように考えるとわかりやすいでしょう。
- 500円なら500円
- 1,000円なら1,000円
- 5,000円なら5,000円
- 1万円なら1万円
現在の出資金残高が、そのまま払い戻し額の目安になります。
加入してから長く利用している方は、積立増資などによって「思っていたより貯まっていた」ということもあります。
一方で、振り込まれる時期はコープによって違います。
2週間ほどで戻るところもあれば、年度末など決められた時期まで待つ場合もあります。
退会を考えているなら、次の2点を確認しておきましょう。
- 現在の出資金残高はいくらか
- いつ払い戻されるか
この2つがわかれば、「結局、いくら戻るの?」「いつ入るの?」という不安もかなり減らせます。
わからない場合は、利用しているコープへ「現在の出資金残高と、退会した場合の返還時期を知りたいです」と聞けば大丈夫です。
難しい言葉を使う必要はありません。気になっていることを、そのまま伝えて確認してみてください。